基礎補強工事
基礎 アラミド樹脂補強工事
アラミドとは・・・
伸び・縮みが非常に少なく、非常に引張り強度が強い繊維で、細くて強度を必要とするパラグライダーのラインに適した繊維といえる。しかし、紫外線に弱い事や進行していくストレスを外観から判断しにくい事もあり、パラグライダーのラインは定期的に交換が必要とされている。スーパー繊維あるいはハイテク繊維と呼ばれる事もある
そのアラミドを生かし、鉄の5倍の引張強さを持つアラミド繊維を、樹脂の中でトップクラスの接着力を誇るエポキシ樹脂で、基礎のコンクリート表面に接着固定させます。劣化・クラック(ひび割れ)被害が生じたコンクリートの基礎補強や基礎補修を行う特殊工法です。公共工事にも用いられている信頼の工法です。補強樹脂の補強効果は半永久で、短期の施工が可能です。また、他の工法に比べてローコストです。
樹脂と強化繊維は大変相性がよく、樹脂が本来持っている接着力に、鉄の数倍の引っ張り強度を持つ強化繊維を併用すると、その相乗効果で、被覆された構造物の耐力を格段にアップさせることができます。このような優れた工法がハイブリッド工法です。
身近な例としてはサーフィンボード。この素材は発泡スチロールですが、ガラスクロスと樹脂で被覆することにより、波の強大な衝撃にも耐える強度を得ています。その他、橋脚や高速道路などの公共工事などにも数多く用いられています。
目次
1.下塗り⇒アラミド繊維張り付け
下塗りを施しアラミド繊維を張ります
2.仕上げ タックダイン塗布
仕上げ アラミド繊維を張り付けた後仕上げのタックダイン上塗り剤を使って仕上げていきます