106.ベランダFRP防水工事
最近個人宅に押し入る強盗事件が多発しています。日本も徐々に治安が悪くなっていくのでしょうか。
皆様はご自宅の防犯対策を何かされてますでしょうか。
空き巣・強盗の家屋侵入はやはり玄関や窓からになります。そこで5分以上てこずると諦めるケースが増えるらしいですね。
玄関や窓の鍵を工夫することも防犯対策のひとつです。
例えば、玄関のドアには構造が複雑なディンプルキーを導入したり、補助錠をつけたりすると防犯効果が期待できます。
また、窓のサッシには補助錠をつけることで、侵入がしづらくなるでしょう。
なお、窓に関しては外付けの面格子やルーバーの取り付け・ガラス全面に防犯フィルムを貼ることもおすすめです。
録画機能が付いたインターホンは必須になってきましたね。
弊社では各種防犯対策の工事も承っていますのでお気軽にご相談ください。
さて今回は、愛川町角田W様邸よりベランダFRP防水工事をお届けします。
一般的な戸建て住宅のベランダ・バルコニーの床面に使用される防水工法は主に4種類です。
その中でも木造2階建て程度の一般住宅のベランダ・バルコニーで最もよく使われるのはFRP防水です。
FRPとは、繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称です。
合板等の木下地にガラスを繊維状にしたシートを敷いてから樹脂で固め、ポリエステル系のトップコートを塗布して仕上げます。
なぜ、住宅のベランダにFRP防水がよく使われるかというと、FRP防水は耐薬品性・耐摩耗性に優れているからです。
洗濯物を干すために日常的に人が歩いたり、植物を育てたりといった、多様な使い方が想定される住宅のベランダに適しています。
今回のW様邸は、トップコートがバリバリに剝がれていてFRPの防水層も損傷していましたので、
コンパネを貼って防水層の上張りをすることになりました。
ケレン作業で表面の塗膜を削り落とします。コンパネを貼り下塗りします。
ガラス繊維のシートを貼り樹脂塗料でしっかり固めます。
トップコートを塗布して完成です。
ベランダの床は雨を直接受ける所ですので、防水切れには注意してください。