172.屋根塗装

9月に入った途端、雨の日が続いています。古来から『秋の長雨』とはいいますが、昔と変わってしまった最近の気候の中で
珍しくその通りの天候になるとそれはそれでしっくりこない感覚になります。
『秋の台風シーズン』は外れて穏やかな『秋晴れ』が続くといいですね。
今回は、愛甲郡愛川町半原のA様邸より屋根外壁塗装をご依頼いただいたお客様宅での屋根塗装工事施工の際のお話しをお届けします。
前回の他社による施工不良の為塗膜が至る所で剝がれてしまっていて、高圧洗浄でも落としきれずケレン作業にかなりの時間を割くことになりました。
スレートも何枚も割れてしまっている状態でした。

ケレン後 ↓

このような状態になってしまったのは、下塗りが甘く中・上塗りの塗料がしっかりと食いついていない為と考えられます。
下塗りは、スレートと塗料を食いつかせる接着剤としての役割、スレート内部に吸い込ませて強化する役割があります。
なのでサッと1回塗るだけでは表面に下塗り材が残らないためこの様に剝離してしまいます。
もう一つの原因は、縁切り不良によりスレート内部に水分が滞留してしまいその水分が表面から蒸発する際に塗膜を破ってしまいます。
また水分を含んだスレートは強度が弱く割れてしまいます。
現在は縁切りに代わってタスペーサーという器具を差し込んで隙間を確保します。


塗装工事は塗料のグレードだけでなく、細かい所を疎かにしない丁寧な施工が耐候年数に大きく影響します。